高原にて春の気配
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![]() | 私が夫婦別姓にこだわる理由 近代文芸社 近代文芸社 1997-02 by G-Tools |
図書館で違う本を探していたのですが、
たまたまその近くにこの本があり、借りて読んでみました。
いろいろと共感する部分が多く、
たくさんの人が、現行制度に不満を持っているのだな、と感じて…
…奥付を見たら、なんと、ほぼ10年前の本ではないですか。
このあと、一部の頭の固いオッサンたちに廃案にされたこの法案は
いったいどこへ消えたのでしょうね。
もしこのころに、選択制夫婦別姓制度が法令化されていたら
もしかしたら、今よりもう少し
少子化が緩やかだったかもしれません。
* * *
この本に寄稿されているエピソードの中で
アメリカで結婚された人の、パートナーの言葉が印象的で
アタマの中に残っています。
「結婚したら名前が代わるなんて、日本の女性はアイデンティティ・クライシスに陥らないのか」
おもいっきり、陥ってしまった人、
ここに若干一名。
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新刊マンガを買いました。
![]() | 働きマン 3 (3) 安野 モヨコ 講談社 2006-10-06 by G-Tools |
なぜか家に1・2巻が見当たらないので
きっとイモウトあっしーに貸しっぱなしなのでしょう。
ちょっと内容はダレたかなー?
1巻が一番好きだった気がするけど、
よく覚えてないので読み直したいです。
先日突然『監督不行届』を読み直したらまたハマってしまい
kajuにも貸してあげました。ウケてました。
* * *
新譜も買いました。
![]() | The Information Beck Universal/Polydor 2006-10-03 by G-Tools |
あと、新譜じゃないけど
すごく前におススメされたCDも買いました。
![]() | クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー コロムビアミュージックエンタテインメント 2006-01-18 by G-Tools |
「偏差値の低いレディオヘッド」かどうかはレディオヘッドを聴かないのでよくわかりません。
「気の抜けたストロークス」は、なんとなくわかる。
でも、声からすると
「やる気の無いトーキングヘッズ」って感じ?
うーん、気の利いた表現が思い浮かびません(笑)
5曲目は少しヴェルヴェッツっぽいかなぁ…。
10曲目が好み。あと、ライブ版のCDがヨイです。
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今日オープンなのね。キッザニア。
いろんなメディアでとりあげられていて、
それも大概、好意的で…。
でも、私はこちらの意見に近いなぁ。
っていうか、もっと積極的に薄気味悪いです。
たしかにね、超大規模な“ごっこ遊び”で、楽しいかも。
それに、子どもにごっこ遊びはマストっすよね。
ニュースで映像を見たり理念を聞いたりすると
たしかに、なんだか惹かれちゃうのも否めないけど…。
でも、こういうのって、ここまで大々的かつ商業的に繰り広げられるべきものなんでしょうか?
そもそも、職業意識って
お金を払ってまで幼児に植え付けるべきものなの?
っていうか、ごっこ遊びって、
身近な人とのコミュニケーションの中から
想像力でもって組み立てられて行くものなんじゃないの?
とか、おもっています。
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日曜日に、娘たちとテレビを見ていたら
ちょうどニュースがやっていました。
広島での灯籠流しの様子です。
長女kajuは去年『ふたりのイーダ』から始まる
直樹とゆう子の物語シリーズを読んでいるので、
広島で行われていることの意味はわかる様子。
でもしかし。
「長崎にはいつ原爆が落とされたの?」という私の問いに
彼女はまったく答えられなかったのでした。
もちろん、この2つの惨たらしい事実と終戦の関係、
その是非などにはまったく思いも及ばず…です。
私だって、答えが出ているわけではないけれども、
小学校で「勉強」する歴史の、その浅さ…。
こんなもんなのだろうか…。いいのか、それで…。
いち中学生の親として、
昭和生まれのはしくれとして、
なんだか、少なからず、ショックでした。
* * *
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rucaさんのブログ『my favorite things』で
とってもいい情報を教えてもらい、
今日はいそいそと新宿に出掛けてきました!
荒井良二さんのサイン会です(^-^)
もう整理券はなくなってるんじゃなかろうか…
と思いつつも、売り場のお姉さんに聞いてみると
「まだあります」とのこと。
やった〜〜〜\(^0^)/
もうサイン会も終わりに近い時間だったせいか
対応も柔軟。
「2冊買ったら整理券2枚貰えます?」
「いいですよ」
とのことで、2枚の整理券をもらうことができました!!
買ったのはこの2冊。
![]() | ルフラン ルフラン 荒井 良二 プチグラパブリッシング 2005-05 by G-Tools |
![]() | ルフランルフラン〈2〉本のあいだのくにへ 荒井 良二 プチグラパブリッシング 2006-05 by G-Tools |
『ルフランルフラン』は、来週誕生日を迎える妹へのプレゼントに。
『ルフランルフラン2』は、自分用にすることにしました。
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「荒井良二絵本原画展 『ルフラン ルフランのあたらしい旅』」を観に
渋谷パルコのLOGOS GALLERYに
行ってきました。
この本の出版記念です。
![]() | ルフランルフラン (2) 荒井 良二 プチグラパブリッシング 2006-05 by G-Tools |
荒井良二さんの作品を原画で見るのは初めてだったのですが、
なんか、絵からスゴいパワーが滲み出ていました。
一見子どもの絵みたいなんですけどねー^^;
でも、子どもの絵から感じるのとは違う
「凄み」みたいなものを感じるんです。
子どもの絵って、
自分のアタマのなかのイメージをうまく表すことができなくて
ああいう風になる。
でも、たぶん、
荒井良二さんのアタマのなかには、
あの絵のまんまのイメージがあるのではないでしょうか?
あんなインナー世界を持っているということが凄い!
とおもいます。
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先日、突然思い立ち、図書館で大量の絵本を借りてきました!
実はうちのマンションの隣が図書館なんですが、
近すぎて逆にあまり行かないんです。
最近は家に籠って作業していることが多かったのですが、
その日はちょうど気候もよく、
窓から見える春の日差しに誘われて「えいやー!」と
隣の図書館まで散歩に出かけたのでした。
マンションの敷地を示す壁沿いには
タンポポとペンペン草が春を告げていました。
エントランスから3メートル。
いつもなら
自転車でばーっと
駆け抜けてしまうあたりです。
さて、図書館では絵本の「あ」の棚から順番に
ピン!と来るものを探して行きます。
その中でも、自分が一度読んだらまぁ、いいかな、と思うものはそのまま棚に返し、
家族みんなで読みたい、娘たちにも読ませたい、というものだけ
借りて帰ります。
そうすると、リビングに積み上げてある絵本たちを
帰宅した娘たちが1冊1冊崩していきます。
その山の中で彼女たちが一番気に入ったのがこれ。
![]() | こんにちはあかぎつね! エリック カール Eric Carle 佐野 洋子 偕成社 1999-10 by G-Tools |
これは、我が家でもっとも人気の高い、「参加型絵本」の類い。
ストーリー自体も可愛くてステキ!
チューリップが赤い花をつける春に生まれた
小さなカエルの誕生日のお話です。
色相環のあざやかさも、なんだか春の花屋の店先みたい。
ボケてる私は「にゃんちと色が逆だねー、後ろは青なの?」などとコメントしてしまい、
「だからぁ、逆に作ったの! 後ろはオレンジに見えるの!!!」と強く言い返されてしまいました。しゅん…。
「おかあさんったら、もっともっと みなきゃ」と優しく言って欲しかったな〜。
暗い部屋の中ではなかなか見えませんが、うまく見えたら…
そう、それは、明るい黄色(ほんとうはオレンジ)をバックにした
黒白のにゃんちでした!
もっともっと みなけりゃ。
本当にそうですね。
いろんなことをね。
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なぜ、空がピンクなのか とか
なぜ、うみのほうはたこなのか とか
たこは地上を歩けるのに、なぜどろにんげんが川に入るのはだめなのか? とか
火山は大きなおいもでできているのか? とか
ごろごろ ごろごろ帰ったとき、川はちゃんと通れたのか? とか
そんなことはどうでもいいんです。
(でも、気になる〜 >_<)
![]() | どろにんげん 長 新太 福音館書店 2006-01 by G-Tools |
ただ、どろにんげんの
「いい かんがえが あるよ。
どんどん いくんだ、どんどん いくんだ」
という言葉だけが、頭の中をこだましています。
中学生になった娘は
ツッコミどころ満載のこの絵本のおかしさに
ケラケラケラケラ笑っています。
春になったらこの本のことを書こうと思っていたら
もうすっかり桜も散ってしまいました。
でもやっぱり、こんなキレイなピンクの空は
春が似合うでしょう?
でも、海辺といえば夏でしょう。
でも、たこは寒がっています。
なのに、おおきなおいも!
少なくとも10年ぐらいは地中に埋まっていた感じ。
うまそうだし、楽しそうだし。
不思議な不思議な長新太ワールド!
50周年記念の限定本花盛りだった数ヶ月前、
リブロで一目惚れして購入しました。
もともとはこどものとも500号記念号だったこの絵本。
親向け付録の“絵本のたのしみ”には、
長新太さんがこの絵本を描いた動機が載っているそうです!
そのとき、長さんの頭の中はどんな感じだったのか。
想像もつきません。
70才にしてなおこの感性には、ただひたすら脱帽。
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先日、初めて↓ここへ行きました。
![]() | フライング・ブックス―本とことばと音楽の交差点 山路 和広 晶文社 2005-06 by G-Tools |
ビート詩人好きの私、必ずやここには何かあるだろうと思っていましたが、
ありましたヨ、やっぱり。
ギンスバーグとかスナイダーとか。
っていうか、スナイダーの邦訳書、初めて見ましたよ。
あったんですね〜!
大学2年のときとっていた外国人講師の授業で
![]() | 路上 ジャック・ケルアック 福田 稔 河出書房新社 2000 by G-Tools |
この本の原書を読んでいましたが、
その先生、全然生徒に優しくなくて。
興に乗るとだんだん早口になって
ただでさえ聞き取れない英語が全然聞き取れなくなるんだけど、
たまに脱線して、いろんなことを教えてくれるんです。
なぜかそこだけは、内容がよくわかる(笑)。
“タバコは常習性があるからLSDよりよくない”、
とか(↑何の授業?)。
スナイダーも、そんな先生の好きな詩人の1人だったらしく、
よくとりあげられていました。懐かしい。
渋谷古書センターの2Fにあるこの本屋、
古い階段の踊り場に、いろんなフリーペーパーも置いてありました。
東京READING PRESSというフリーパーパー、
第1号となっていますが、
特集は友部正人さんのインタビュー。
私にとって、友部正人さんと言えば、Mくん!
大学時代の友人ですが、スゴくコアなファンだったので
『友部正人=Mくん』という図式が頭の中に出来上がってます。
もう10年くらい会ってないなー、元気にしてるかなー?
懐かしい。
* * * * * * * * * * *
井の頭線の線路をくぐれば、
いわゆる“渋谷”の街がいつも通りにそこにあるんだけど、
なんかもう、ものすごく異世界でした。この界隈は。
* * * * * * * * * * *
結局、この日のお買い上げはこの本。
![]() | Angels, Angels, Angels Andy Warhol Bulfinch 1994-10-30 by G-Tools |
600円なり。安い!
と、この本↓。
![]() | The Headless Bust: A Melancholy Meditation for the False Millennium Edward Gorey Harcourt 1999-10-15 by G-Tools |
こちらはもうちょっと高いけど、
ゴーリーは絵が可愛い!
っていうか、さんざんビートとか詩とか言っておきながら
結局、絵本か。
っていう、ね。
流行りは15年くらいのサイクルで廻ってくるのね〜、
と感じている今日この頃だけれども、
自分は15年前と同じ人ではないのよねー、
とも、実感する今日この頃。
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先月、久しぶりに目白の本のみせ「ポポタム」に行きました。
そのときは“大島妙子・工藤ノリコ二人会”という展覧会が開催されていて、それが目的で行ったのですが、
実は、もっともっと、出会いたかったものに
出会うことが出来たのです。
それはこれ。
![]()
実はこの本の発行日は、私の誕生日と同じ日なのです。
こどものとも50周年記念ブログで出会ってから、ずっと探していたのですが、
限定復刊される予定もなく、もう出会えないかな…と思っていた矢先でした。
「こんなところに居たのか…。私が来ると知ってて待っててくれたのか?」と思うほどの偶然で、
もうほんとに嬉しかった!です。
やまわきゆりこさん作/絵のこの本。
初めて読みましたが
期待通りの可愛らしい内容でした。
ちょっとお寝坊しちゃったゆうこが、1人で食べるあさごはんのお話。
そういえば、ちょっと前まではうちの娘たちも
何かを想像しながらのんびりとご飯を食べていたっけ。
いつのころからか、
登園・登校という決まった時間に追われるようになり
こんなのんびりした朝ご飯を食べる余裕はなくなったのでした。
目の前にあるゆでたまごに魔法を教えられて冒険するなんて、
小さい女の子の豊かな想像力の世界そのもの。
こんな素敵なお話と同じ誕生日を共有できてよかった!
数ヶ月ぶりに行ったにもかかわらず、
ポポタムの大林さんは私のことを覚えていてくれて、
そのうえ、私が探していた本に出会えたことを
一緒にとても喜んでくれました。
ありがとうございました!
こういうささいなことで、
自分と世界は繋がっているんだな、なんて
大袈裟な自己肯定ができる私は、
相当ノーテンキな幸せ者だと思います。
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先週は少し気持ちに余裕があったのですが
またもやパタパタしています。
とりあえず、小学校の謝恩会の招待状は
明日にはすべて発送できそうで
ちょっとホッとしていますが。
小学校の恒例行事・4月の係決めのとき、
忍耐強くうつむいているお母さんたちの沈黙に耐えきれない私。
必ずと言っていいほど、何かしら引き受けてしまうんですよね。
(そして必ずと言っていいほど仕事との両立に忙殺される…)
嗚呼、忍耐強いヒトになりたい…。
そんなこんなで、
絵本読みはこの本の途中で三日坊主になってしまっています。
ぐりとぐらでおなじみの中川李枝子さんと、夫の宗也さんの共作。
絵とお話のほんわかさ加減がとても心地よいのです。
けっこう長いお話で、
読み聞かせ途中の状態のままもう1週間経過
(我が家ではよくあることなのですが)。
続きを読み終わったら詳しく書きたいと思います。
いつになることやら〜(^^;)
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子供部屋の本棚に最近仲間入りした本は
基本的に、あまり“読み聞かせ”てあげたことがありません。
もう2人とも大きいし、
宵っ張りだし、
時計を見て慌てて「早く寝なさ〜い!!」という日の方が多いんです。
なので、この本も
ずいぶん前からあるのに
読んであげたのは初めてでした。
![]() | バムとケロのにちようび 島田 ゆか 文溪堂 1994-09 by G-Tools |
娘たちも私も大好きな絵本。
お互い感想を言いあったりはするのですが、
ベッドで読むとまた違うものですね。
次女ももう、ケロちゃんの幼い可愛らしさが
理解できる年齢なので、
2人してバムの気分になって
ケロちゃんを見つめてしまいます。
そう、ニャンチを見るように。
(いつまでたってもあかちゃんなんです…彼女は。)
ケロちゃんの椅子、ケロちゃんのドーナツ、
読み始めたばかりでおしまいになってしまった本。
(読んだら眠くなるような内容だったのかな?)
島田ゆかさんのしかけには
ほんとに心くすぐられてしまいます。
わたしがぐりとぐらに深い愛着を持つように、
次女はバムとケロをココロの奥の方にしまって
オトナになっていくのだろうなぁ
と、思っています。
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昨日の夜、
ずいぶん久しぶりに
狭い2段ベッドの上段に並んで
次女と絵本を読みました。
なんで、絵本は
読み手と聞き手がいると
こんなに盛り上がるのでしょう?
1人で読んでいると見過ごしがちなことも
2人で読むと発見できるから不思議です。
読んだのはこの本。
![]() | パンダくんパンダくんなにみているの? エリック・カール ビル・マーチン おおつき みずえ 偕成社 2004-10 by G-Tools |
この本の中に出てくる動物で私が一番好きなのは
「くろひょう」。
遠いむかし、バビル2世の大ファンだった私にとって
黒豹は特別な動物なのです。
| バビル2世 DVD-BOX 横山光輝 神谷明 大塚周夫 by G-Tools |
* * * * *
「パンダくんパンダくん〜」は、
たぶん2〜3才の子どもに読んであげるのに
丁度よい絵本です。
それを、3年生と大の大人が
あったかい布団にくるまって
返す返す読む、その至福。
私たちにとって幸せなこの一瞬にも
黒豹たちは絶滅へと刻一刻進んでいるのでしょうか?
それとも環境保護への取り組みが進められているところなのでしょうか?
絵本見開きいっぱいに
どし どし どしと歩くアジアスイギュウ、
ゆうらりゆうらり泳ぐアオウミガメ。
絶滅しそうな動物たちがお互いを見つめる中
「みんなのことをみている」ゆめみるぼうや。
理屈ではなくて
なにか美しくて、切実に必要な世界。
言葉だけでは伝えきれないことを
伝えてくれる、絵本の魅力を
あらためて思い返しています。
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今年の夏、この本を見て
とても新鮮な気持ちになり購入。
![]() | もったいない プラネット・リンク マガジンハウス 2005-06-02 by G-Tools |
地球の裏側と言ってもいいような遠い国の方が
日本で当たり前のように言われ続けてきた言葉に
新鮮な敬意を示してくださったこと、
誇らしくもあり、新鮮でもあり。
* * * * * * * * * * *
車の代わりに自転車とか。
スーパーのポリ袋の代わりに
気に入ったマイバッグとか。
環境に優しい電化製品を買うとか。
そういうことはもう十年以上続けているけれども、
最近やっと“ケチくさい”というイメージからの脱皮を図れていますね。
これもLOHASという言葉のおかげでしょうか。
『もったいない』も『mottainai』になると
ぜんぜんイメージが違うから不思議です。
ニッポンジンヨコモジニヨワイネ。
* * * * * * * * * * *
年末の片付けの一環として
子供のタンスを覗いていたら、
もう着られない服、シミだらけになったまま放置されていた服
くたくたになっているのにとても気に入っていてまだ着ている服、
いろいろ出てきました。
数年前、保育園に通っていた頃には
「おさがり」を喜んでもらってくれる人がけっこういたのですが
今のマンションに引っ越してからは
わざわざ「おさがりいりませんか?」と聞くことがはばかられ
少しの汚れでも古布回収に出したり、
気に入ったところだけを切って残し、
あとは捨てるとか、
ライフスタイルも変わりつつあります。
“もったいない”という言葉と共存していくことの
難しさを感じる瞬間です。
今年の春、
履かなくなった私のジーンズと
小さくなりとても汚れてしまっていた子供のセーターの飾りから
次女が学校で使うバッグを作りました。
でも、こんなことをしてあげられるのは
本当にゆとりのあるときで…。
なにか、なにか、と思っているうちに
月日ばかりが経ってしまってもう年末。
今年もやり残したことがたくさんあるなぁ。
けれども、
マータイさんの言葉が
たくさんの人に受け入れられているのを見ると
月日が経つのも悪くない、とも思います。
10年前
牛乳パックを開いていたら
「再生する方が金かかるんだって〜」と言われたし。
5年前
買い物にはマイバッグを持ち歩くと言ったら
「え〜〜!!エライねーーー」と驚かれたし。
今は、
スーパーでもけっこうたくさんの人が
当たり前のように持参した袋を使っていますし、
レジの人に怪訝な顔をされることもなくなりました(笑)
いろんなことが
“当たり前”になっていくには
“月日が経つ”というのはけっこう欠かせません。
もちろん、ただ月日が経てばよいというわけではありませんが。
継続、力なり。
変化は月日のなせるわざ。
自分のあまりに微々たる力に絶望を感じても
月日が経ってみればそれなりのことになってたりも
するのかもしれません。
話はそれましたが…
この本は、総ルビで、
文字量も少なく、絵が多くて、
小学生がちょうど良く読める環境読本でもあります。
ニッポンて捨てたもんじゃないなぁ、と思うための
いい教科書でもあります。
私はとくに「ふろしき」「おさがり」「アロハシャツ」のくだりがスキ。
英語の対訳もあるので
中学生の英語の勉強にもちょうど良いかも。
そして、
“We can't wait for others to do this for us.”
という言葉に込められた
ワータイさんの熱い想いを
私たちは
いろんなところで活かしていかなければならないのだとも
思います。
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![]() | きょうというひ 荒井 良二 BL出版 2005-12 by G-Tools |
今週の月曜日、
娘への誕生日プレゼントに
この本を買いました。
きえないように
きえないように……
ちいさなあかり
きえないように
大きいもの、小さいもの
たくさんの心痛む事件の裏側で
たくさんの大人たちが
“ちいさなあかり きえないように”
と祈っています。
東京の“きょうというひ”はたぶん晴れで、
この絵本のようには
雪は降らないでしょう。
でもやはり、
夜の間に何かが降り積もり
朝になったらきらきらとまぶしく始まって、
きょうというひのための
いろんなことをするのです。
たくさんの言葉を遺した
偉大な人の誕生日のイブに
連綿と繋がるちいさないのりに
想いを寄せてみました。
そんな気持ちになる
ステキな絵本です。
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年に一度の(もちろん、そうではない人もたくさんいるでしょうが
私にとっては年に一度の)手紙の季節ですね。
とはいってもまだ年賀はがきも買っていません。
デザインも考えていません。
(と、書き始めたのは実は1週間前。
いまだに何もやってないよ!)
さすがに、ちょっと焦ってきました。
そんなわけで、
先日買ったこの絵本を
ぱらぱらめくり直してみたりして。(あんまり意味ないか。)
今年は「こどものとも」50周年記念だそうですが、
この絵本は200号おめでとう記念、1972年の11月号です。
ということは、もうすぐ600号になるのでしょうか?
子供向けの絵本が
これだけ長い間、みんなに愛され
毎月発刊され続けているなんて
本当にスゴいことですね。
この絵本は、去る12月7日に中目黒にリ・オープンした
ユトレヒトで買いました。
残念ながら、以前の代官山のユトレヒトには一度も行ったことがないのですが、
先日、ちょっと外から覗いた感じでは、
とてもステキな本屋さんだったんだろうなぁ、
と、思います。
以前お店があった場所は
その、古いマンションが取り壊しになるまで、
外からだけ覗けるギャラリーとして
いろんな絵本作家さんたちが、愛を込めて壁や窓に描いた
たくさんの絵を見ることが出来る場として
開放されています。
それにしても、
この絵本には、懐かしい主人公たちが並んでいます。
オーソドックスな魔女、昔ながらのトロル、
正装している透明人間、四角い箱を重ねたようなロボット。
もちろん、読み継がれている名作絵本の中に
彼らは今でもいるのですが、
新しい絵本の中に、最近彼らの姿をあまり見かけない気が・・・。
ロボットと言えば、
新型のASIMOは時速6kmで走るそうです。
腰を落とし、カーブで体を傾けるその賢さは、
もう、
架空のものとして絵本に登場するロボットではなくて、
SF小説やマンガの中で活躍していた
現実味のあるロボットですね。
インターホンで来客を確認し
メールで瞬時に用件を伝えられる今の社会は
あのころには完全に未来だった世界なんだなぁ。
もし、最近新聞折り込みのチラシで見たようなマンションをASIMOだとしたら
ユトレヒトが入っているマンションは
この「てがみのえほん」に登場する“ロボット アルミイ”のようなマンションです。
新しいユトレヒトは
その1室のなかの
3畳ほどのスペースで出来た、
とても小さな本屋さんでした。
「狭いから、いっぺんに何人も入ると窮屈なので」という理由で
30分ごとの完全予約制になっています。
ホームページから予約を入れると、
その30分間、その空間が自分だけの贅沢な書庫になる
というわけなんです。
美術関係の本、絵本、ここは写真で・・・
と、丁寧に説明していただいたにもかかわらず、
(ちょっと遅れてしまったので)20分くらいの時間で見れたのは
絵本の棚だけでした。
想像していたスペースよりも狭かったけれども
量がウリの本屋よりも、
見やすくて、中身が濃かった。
いつも入ってみたいと思っていたお父さんの書斎に
こっそり入って大事な本を物色しているような気分です(笑)。
ついつい、何冊も買い込んでしまったワタシに
会計を待つ間、コーヒーまで出してくださいました。
美味しかったです。
ありがとうございました。
時間ができたらまた行こうと思います。
先日行ったときは夕方だったので
帰りに寄ったUTRECHT Outside Inが
真っ暗で全然見られなかったし!
必ずリベンジ!!
・・・いつになることやら。
そうそう、今年こそ
年内に年賀状を出し終わらなくては!
焦るなぁ。
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ネコは、家族同士の距離を
ちょうどいい長さに保つのに
とてもいい役割を果たす動物なのではないかと
勝手に思っています。
![]() | ねこのシジミ 和田 誠 ほるぷ出版 1996-09 by G-Tools |
私が最初にこの本に出会ったのは
4年くらい前のことです。
真横に図書館があるマンションに引っ越して
娘たちが嬉々として図書館通いを続けている頃
次女がこの本を借りてきました。
初めてうちにネコがきたとき
我が家は夫の会社の社宅に暮らしていました。
もちろん、動物の飼育は禁止。
でも、長女の親友の家の前のゴミ捨て場で
濡れそぼってないていた子猫を
当時5才だった長女はどうしても家につれて帰るときかず、
仕方なくだれか飼ってくれる人を捜そうと
それまでちょっとの間なら、
と、家に連れて帰ったものの
(今ほどのペットブームでもなかった頃)
飼ってくれる人も見つからず
そのまま我が家のネコとなりました。
脱走しても、家のすぐ近くで
誰も助けに来ないと言って逆切れして大なきし、
2回も引っ越ししても
新しい家を我が家と思って寛いでいる、
うちのニャンチは、そんなネコなのです。
最初、次女は
手加減なく追いかけてきては
引っ掻いたり噛んだりする子猫が
怖くてたまらず、
子供部屋のふすまを閉め切って、
部屋の隅で絵本を読みながら怯えていました。
しばらくの間は追いかけられては泣いていました。
でも、いつのまにか、
ニャンチという自分より小さい存在を
家族として愛おしむ気持ち、
動物全般に対して必要以上に恐怖を抱かず
受け入れる気持ちを育み、
今に至ります。
実は、取り壊しにより社宅を出る際にも
その後の引っ越しの際にも
ニャンチを誰かにもらってもらうか?、
という案が浮上していました。
長女は泣いて嫌がりましたが、
都会でペット可の賃貸物件を探すのは容易ではなく、
同じ社宅の人からは
「娘の学校よりネコの方が大事なの?」とあきれられる始末。
ペット可のアパートのあまりの賃料の高さと
すぐに脱走しては他人様の家に入り込む肩身の狭さも
分譲マンションに引っ越した理由のひとつでした。
今はこうして、なんの気兼ねもなく
4人+1匹家族として過ごせることが
とてもあたりまえのような毎日ですが。
前置きが長くなりましたが、
そんな「猫と都会暮らし」という難題に翻弄されつつ
その大変な部分を乗り越えたかな?という頃に出会ったのが
この「ねこのシジミ」だったというワケなんです。
なんて、自然体な家族なんだろう・・・。
そのときはまだ、
和田誠さんのことも詳しくは知らず、
奥様が料理愛好家平野レミさんだということも知らず、
シジミを連れて帰ったショウちゃんが
| TRICERATOPS GREATEST 1997-2001 TRICERATOPS by G-Tools |
このバンドの和田唱さんだということも
知りませんでした。
でも、
『たれめで めヤニの きたない子ねこ』を押し付けられ
断りきれずにうちに連れて帰るショウちゃんや
「あらあら、きたないねこねぇ。でもまあいいか」
と言って受け入れるおかあさん、
そんな家族すべてを受け入れて
言葉さえもネコに語らせて、
黙って後ろですべてを見ている感じのおとうさん、
とてもいいなぁ、と思っていました。
で、この絵本はいいよ、好きなんだ〜、という話をしているうちに
「和田誠の奥さんって平野レミだよねー」とか
「トライセラのショウって平野レミの息子だよねー」とか
友人たちがいろんなことを教えてくれました。
そう思って読み返してみると、
ケイサツのひとに「わらわなくていいです」と言われているおかあさんは
たしかに平野レミさんでした。
こんなに暖かいまなざしで家族や家の様子を見つめているおとうさんが
あんなにたくさんの仕事を世に出されている和田誠さんだということも
なんだか、目からウロコな感覚でした。
明るくって元気なおかあさんを中心に
なんだかちょっと変わっていることも受け入れて、
自然体で暮らしている家族。
私にとってここで重要なポイントなのは、
おとうさんもおかあさんも、
仕事でとても成功しているかただ、
ということです。
あぁ、理想的。
と、思ってしまったわけなのでした。
幸せのひとつの形を追求するために
それ以外のことを犠牲にする、という生き方は
わたしにとって、どこか窮屈なのです。
家族みんなが、自分の力を遺憾なく発揮できる家庭
というのは、こんな感じの距離感が
ちょうどいいのではないでしょうか。
とくにかわったストーリーがあるわけでもなく、
淡々と、お父さんの目線で見た家族の姿が
「ねこのシジミ」の言葉によって語られていく
というだけのこの絵本が、
私にとって、あるべき家庭像のバイブルみたいになっているのは
こういうわけなんです。
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というタイトルの、絵本のシリーズをご存知でしょうか。
現在活躍中の建築家が「家」についての自分の想いを
子どもにもわかりやすい言葉で語っている美しい絵本です。
3冊ずつ同時刊行されており、
現在は12冊発売されています。
私の家にはこの本があります。
![]() | 中心のある家 阿部 勤 インデックスコミュニケーションズ 2005-07 by G-Tools |
どれにしようか迷ったあげく、
ほぼ全体がぬり絵になっている、
この本を選びました。
著者の阿部勤さんは最初にこう書かれています。
家は心を通して初めて、
楽しさや気持ちよさが感じられるものなのだと思います。
<中略>
そこで、これから案内する家の場面を、
みなさんが自由に想像できるように、
そして、気持ちよさが感じ取れるようにしてもらうために
この本をぬり絵本としました。
(本文より抜粋)
住み手が参加することで、
出来上がるのが「家」であること。
この思想を表現するために、
読み手が参加することで
出来上がる本にしたこと。
建築家の家に対する愛情と
編集者の本に対する愛情が
ステキなハーモニーになっている本だと思います。
そしてもうひとつ、
この本では、暮らしは
自分と家族、または住み手と家、といった
関係性の中で生まれることが
語られています。
家はその楽しい暮らしを形作るためのものであり、
また、家族とともに育つもの、
という著者の考えに、深く頷いてしまうのです。
ここ数日、
姉歯建築士の事件が世間を騒がせています。
しかし、あたりまえの
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